エンタメ狂いが移るブログ

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さよなら新宿ミラノ座 ラストショー エクソシスト

 

 

エクソシスト ディレクターズカット版 & オリジナル劇場版(2枚組) [Blu-ray]

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 「エクソシスト」が公開された1974年は、一刻も早くこの映画が見たくて朝7時に映画館に走って長蛇の列に並んで、ようやく見れた記憶が鮮明だ。アメリカで失神者が続出という評判がセンセーショナルに話題になり、大注目の映画だった。実際、私が見た映画館でも悲鳴があがっていた記憶がある。監督は、「真夜中のパーティ」「フレンチ・コネクション」を監督し、油が乗り切っていたウイリアム・フリードキン。「エクソシスト」は、おそらく彼の最高傑作だろう。この作品で、さらにハリウッドの第1線に躍り出るかと思っていたが、これ以降、この作品を超える作品は見れてない。むしろ後輩のスピルバーグ、コッポラたちに抜かれてしまった感がある。もしかしたらこの作品は、彼の監督人生を搾り取るほどの映画だったのではないだろうか。エレン・バーンステイン、マックス・フォン・シドー、リーJコッブ、キティ・ウイン、ジェーソン・ミラー、リンダ・ブレアなど出演者たちのリアルな好演で、単なるホラー作品に止まらない第1級のエンターテインメント作品に仕上がったいる。

この作品と「シャイニング」が双璧だと思う。結末も全てわかっていても、恐ろしいし、ハラハラさせられた。リンダ・ブレアは今どうしているのだろう?