エンタメ狂いが移るブログ

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ドラマ狂いが移るブログ 真木よう子「問題のあるレストラン」⑤

 

 今回はついに真木よう子の友人で強烈なセクハラを強要され退社した友人の五月が杉本哲太演じる雨木社長を訴訟するまでが描かれる。

 

さらに安田顕演じるゲイのシェフの弟の結婚式も同時進行で描かれており、ともすれば辛く悲しい場面をハートフルな情感で救ってくれている。今回も出演の女優陣は全員出色の好演で、特にゲスト出演した五月の母親役を演じた藤田弓子が圧巻の演技を見せてくれ、胸を打つ。個性的で芸達者な出演者たちのリーダーとして、受けの演技を軽やかに演じている主演の真木よう子が、相変わらず素晴らしい。並大抵の女優ではこの役は無理だ。真木よう子だからこそ存在価値があると思う。同じ脚本家である坂元裕二の傑作「それでも生きていく」で満嶋ひかりの兄で殺人犯を演じた風間俊介が五月を支える心優しい恋人役を好演してくれているのも嬉しい。風間俊介は、「3年B組金八先生」での生徒役以来、演技幅の広い素晴らしい俳優だが、今回もそれを実証してくれた。来週は、さらに物語のクライマックスになりそうな展開で、目が離せない。必見!