エンタメ狂いが移るブログ

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ドラマ狂いが移るブログ 手塚とおる「太鼓持ちの達人」

テレビ東京月曜深夜の「太鼓持ちの達人」は、かなり風変わりなドラマだ。「孤独のグルメ」「俺のダンディズム」の系譜の作品だ。主演も民放ドラマ初主演の怪優 手塚とおるを据えて、はっきりコアターゲットに絞って作り上げている。脇を固めるレギュラーの出演者も柄本時生木南晴夏という芝居も巧いが、癖もある若手を配し、どちらかと言うと、私のような小劇場ファンにはたまらないテイストのドラマとなっている。第1回は、大東駿介をゲストに迎え、若手サラリーマンの営業処世術をコミカルに描いており、今後、どんなケースの太鼓持ちを紹介していくかに期待を持たせた。私もサラリーマンだが、最近の会社人は、「あやまらない」「ほめない」が主流のようで、その分、人と人との心の交流が欠乏しがちだなと自覚していた今だからこそ、こういう趣旨のドラマがあってもいいし、見ていて楽しくなる。予想通り、手塚、柄本、木南の三人は、役にはまり、深夜に楽しめるおもしろドラマとなった。まだまだこのラインは、鉱脈がありそうだ。

 

【テレビドラマ化】正しいブスのほめ方 (宝島SUGOI文庫)

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【テレビドラマ化】正しい太鼓のもち方 (宝島SUGOI文庫)

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